2020/07/28
これが気密測定です!
家の気密性能ってどうやって測るの?
今回は、お客様邸の新築工事で行った気密測定の様子をご紹介します。
■バルハウスは全棟で気密測定を実施しています
僕がおすすめするスーパーウォール(SW)工法の家は、全棟で気密測定を行うことになっています。
もちろん、バルハウスも全棟で測定しています。
測定は、家の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で行います。
■家を閉め切って測定器を設置します
気密測定では家の窓やドアを締め切ります。
そして窓を1つだけ開けて、画像のような筒状の機械を設置します。
もちろん、機械と窓の間はダンボールやテープでしっかりとふさぎます。空気が漏れてしまうときちんと測定できませんからね!
■家の中の空気を外に吐き出します
機械が動き出すと、屋内の空気が外へ排出されます。
排出を続けると、家の中の気圧が屋外よりも低くなります。つまり、負圧の状態ですね。
すると、どのような家にも存在する目に見えない隙間から、外の空気が少しずつ中に入ってきます。
■C値が示されます
最終的に、家の中と外の気圧が同じになるまでに掛かった時間などをもとに、家の気密性能が算出されます。
気密性能はC値(相当隙間面積)という数値で示されます。
C値が小さいほど家の隙間が少なく、気密性にすぐれていることを示します。
気密性能の高さは快適な室内環境を保つための重要なポイントですが、実際に施工した現場ごとに検査をしなければわからない数値なのです。
それだけに、自信を持って設計・施工した家であっても、C値が出るときはドキドキしますね!
(バルハウス代表・2級建築士 宮下和晃)
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