2019/05/30
ガウディを見て「なにこれ!」と驚いたのが始まり ~ソルイソンブラ アイアンワークファクトリーさん②
ガウディを見て「これが鉄? なにこれ!」
ソルイソンブラ アイアンワークファクトリーのアイアン職人・宮本和俊さんにご登場いただく2回目です。
今回は宮本さんのアーティスト・職人としての原点についてお聞きしました。
(バルハウス代表・2級建築士 宮下和晃)
■発想の引き出しにあるもの
(宮本さん)アイアンでものをつくる仕事に役立ってるなと思うのは、若いころに海外でいろんなものを見てきたことです。ヨーロッパ、東南アジア、中東の方まで行きました。夕陽にアイアンの構造物が照らされて「うわー、すごい」みたいな経験がいっぱいあって。そういったものが僕の引き出しにあるんでしょうか。
■バルセロナでガウディを見て
(宮本さん)サラリーマンだった24歳のとき、新婚旅行でバルセロナに行ったんです。カミさんがガウディをすごい好きだったんで。そこでガウディがつくった鉄製の門扉なんかを見て、「これが鉄? え? なにこれ!」って驚いて。鉄といえば真っ直ぐで硬いものと思っていたのに、ガウディの作品はものすごくやわらかい表情をしていたからです。日本に帰ってきて、なんだかもう自分でもつくりたくて仕方なくなって…というのが始まりです。
■小物から始めて店舗の内装も手がけるように
(宮本さん)最初はキャンドルスタンドやフック、オブジェみたいなものからつくり始めました。独学です。家具屋さんに行って、アイアン家具の裏側をジーッと見て研究したりして、イヤな客ですよね(笑)
そのうちに、浜松の街中にあったクラブの内装に関わる機会があって、バーカウンターやジャンク・アートみたいなものを手がけました。お施主さんと意見を出し合いながら提案して、喜んでもらえて。それからいろいろな仕事をもらえるようになりました。
◎ソルイソンブラ アイアンワークファクトリー
http://www.solysombra.jp/iron/
□Sol y Sombra
アイアンワークファクトリーの隣にあるお店「Sol y Sombra」は、世界中から集めたインテリアや輸入雑貨、ビンテージ、照明、個性豊かな洋服、服飾品、アクセサリーであふれています。
◎Sol y Sombra
1回目はこちら:https://www.balhaus.jp/blog
家づくりのこと、
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