2019/06/04
いつかアンティークになるものをつくりたいですね ~ソルイソンブラ アイアンワークファクトリーさん③
アンティークに育っていくものをつくっていきたいですね。
ソルイソンブラ アイアンワークファクトリーのアイアン職人・宮本和俊さんにご登場いただく3回目です。
インスピレーションの源について宮本さんにお聞きしました。
(バルハウス代表・2級建築士 宮下和晃)
■月1回の海外仕入れで時流を感じる
(宮本さん)カミさんのお店(Sol y Sombra)で売る商品を仕入れるために、韓国やバンコクに月1回ペースで行くんですが、時流が見えてきていいですね。特にバンコクはエキサイティングで飛び抜けてますね。建築家やデザイナーが古い町工場を改装してカフェやギャラリーをつくったりする再生事業は、すごく斬新です。発想がすごいな、やられたな、と刺激になります。
そこから持ち帰ったものを日本の住宅にそのまま活かせるわけではないですけど、提案のエッセンスとして入れています。言われたものをつくるだけの職人じゃつまらないし、ちょっと楽しみたいですからね。
「自分はこれが得意で、これしかできない」というのは、もったいないと思うんです。僕は欲張りだから、いろいろなものを見たいし、いろいろなものをつくりたいんです。
■いつかアンティークに育ってほしい
(宮本さん)すぐに使われなくなるものじゃなくて、アンティークになるものをつくっていきたいですね。その思いは1個500円のフックでも、300万円の構造物でも同じです。どれも僕から生まれたものですからね。
■バルハウスと新しいものをつくりたい
(宮本さん)僕は鍛冶屋なんで、かっこいい鉄骨階段なんかをバルハウスさんに「やろうよ」と提案したいですね。同じ階段手すりでも、丸鋼を使うのと平鋼を使うのでは雰囲気が全然変わってきます。そういうのを宮下くんと「ああでもない、こうでもない」と話して、新しいものをつくれたらいいですね。
◎ソルイソンブラ アイアンワークファクトリー
http://www.solysombra.jp/iron/
□Sol y Sombra
アイアンワークファクトリーの隣にあるお店「Sol y Sombra」は、世界中から集めたインテリアや輸入雑貨、ビンテージ、照明、個性豊かな洋服、服飾品、アクセサリーであふれています。
◎Sol y Sombra http://www.solysombra.jp/sol/
1~2回目はこちら:https://www.balhaus.jp/blog
家づくりのこと、
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