2019/07/09
間取りで迷ったら、オーソドックスに
間取りって、家によってそれほど大きく変わるものではないですよね。
どの家にもLDKがあって、お子さんがいる家庭なら子ども部屋があって。
違いがあるとすれば、ダイニングをキッチンの横にするか対面にするか、寝室を1階と2階のどちらに設けるか、和室をつくるかどうか、くらいです。
家事動線を考えると、キッチンの位置もだいたい決まってきますね。
キッチンと洗面を近くに持ってきて家事のロスを減らすという考え方はだいたいの家で取り入れられています。買い物から帰ってきたら買い物袋をすぐに置きたいので、家の入り口とキッチンが近いほうがいいというのも、説明すればだいたいのお客様が「そうですね」と言ってくれます。
■無理をして間取りにこだわる必要はありません
特別なこだわりがないのであれば、ベーシックな間取りで問題ないと思います。無理をしてこだわることはありません。
というのも、長い目で見ると、将来の暮らしがどうなるかというのは、わからない部分が多いですからね。
だから、間取りで迷ったらオーソドックスにつくるのがいいんじゃないかと考えています。
僕はこういう仕事をしていて、事務所兼自宅をお客様に見学していただくこともあります。でも、僕の家の間取りもそんなに特殊ではないんですよ。
■シンプルな間取りに味付けをするのが好きです
僕が好きなのは、変わった間取りをつくることより、味付けというか、雰囲気をつくる方ですね。
お客様が要望してもいないのに、ごちゃごちゃした間取りにするのは設計士の自己満足と言われても仕方ないですよね。
やっぱり間取りはシンプルに。そこに意匠的な好みをプラスしていくのが、いいなと思っています。
(バルハウス代表・2級建築士 宮下和晃)
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